11529 城内外務政務官ら現地で安否確認作業   古澤襄

一人でも多くの生存者をみつけたいと、現地入りした城内実外務政務官や川名浩一日揮社長らが、日本人の安否確認作業を本格化させている。アルジェリア軍が視察を拒んだイナメナスの病院にも訪問した。日本の医務官ら第2陣は空路イナメナスに到着した。
留守家族のことを思えば、目撃情報だけの死亡説に振り回されるのは、心なき仕業といえる。欧米メデイアのように”何人死亡説”で連日報じているのに対して、日本のメデイアが慎重な報道に徹しているのは正しい。
<菅義偉官房長官は21日午前の記者会見で、アルジェリア南東部イナメナスに入っていた城内実外務政務官が人質事件の現場となった天然ガス関連施設を視察したと発表した。日本人の安否に関する新たな情報については「報告を受けていない」と述べた。
城内政務官はプラント建設大手「日揮」の川名浩一社長とともに現地に入った。アルジェリアのエネルギー相の現場視察に同行したもので、菅長官によると、安全上の問題から十分な視察はできなかったという。この後、城内政務官は日本時間の21日午後4時(現地時間同日午前8時)にイナメナスの病院を訪問し、日本人の安否確認作業を本格化させる。
菅長官は会見で、アルジェリア政府から入っている情報としては、複数の日本人の死亡情報があると説明した。
一方、日本の医務官ら第2陣は21日夕(現地時間同日午前)、首都アルジェから空路イナメナスに到着した。(時事)>
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