11546 新たに2邦人の死亡確認…アルジェリア人質事件 古澤襄

アルジェリアの人質事件で、安否不明となっていた日本人3人のうち、2人の死亡を日本政府は確認した。日本から派遣された警察関係者らが遺体を確認したと菅官房長官が明らかにした
残る一人は日本から出張で訪れていた大手プラントメーカー「日揮」の元代表取締役副社長で最高顧問の新谷正法(あらたにただのり)さん(66)。
<アルジェリア東部イナメナスの天然ガス関連施設で起きたイスラム武装勢力による人質事件で、政府は安否不明となっていた日本人3人のうち、2人の死亡を確認した。
菅官房長官が23日夜に記者会見して発表した。氏名などは明らかにしていない。関係者によると、2人のうち1人は、派遣社員、内藤文司郎(ぶんしろう)さん(44)で、安否不明の残る1人は、日本から出張で訪れていた大手プラントメーカー「日揮」の元代表取締役副社長で最高顧問の新谷正法(あらたにただのり)さん(66)であることが分かった。
日本人死亡者計9人の遺体と、無事だった7人は早ければ25日に政府専用機で日本に到着する。専用機は23日夕(現地時間23日午前)、アルジェリアの首都アルジェに到着した。
政府によると、事件に関係した国籍不明の十数人の遺体は全てイナメナスからアルジェに搬送されている。菅氏は記者会見で、新たに死亡が確認された2人の遺体は、日本から派遣された警察関係者らが確認したことを明らかにした。残る1人の安否は「調査中」と述べた。(読売)>
杜父魚文庫

コメント

  1. ジェームス より:

    元日揮社員としてらあれだけ、毎日プレッシャーに押し潰されそうなくらい懸命に働いた結果がこれでは、あまりに残酷だと思う。

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