11623 中国飛来の汚染物質 福岡市が濃度予測へ  古澤襄

中国・北京では、ぜんそくや気管支炎を引き起こすPM2.5という極めて小さな粒子の濃度が、東京の年間平均値の20倍以上に達し、大気汚染の深刻な状態が続いているが、偏西風に乗って中国から汚染物質が飛来するおそれがある福岡市では、飛来する汚染物質の濃度を独自に予測し、市民に注意を呼びかける予報をことし夏にも始めることになた。
他国に迷惑をかける中国の、環境汚染対策はどうなっているのか!
<中国の大気汚染が深刻化していることから、福岡市は中国から飛来する汚染物質の濃度を独自に予測し、市民に注意を呼びかける予報をことし夏にも始めることになりました。
中国・北京では、車の排気ガスなどに含まれ、ぜんそくや気管支炎を引き起こすPM2.5という極めて小さな粒子の濃度が東京の年間平均値の20倍以上に達し、大気汚染の深刻な状態が続いています。
福岡市では、偏西風に乗って中国から汚染物質が飛来するおそれがあるため、市民から健康への影響を懸念する声が上がっています。これを受けて、福岡市は、飛来する汚染物質の濃度を独自に予測し、市民に注意を呼びかける予報をことし夏にも始めることになりました。
福岡市では現在、市内に6か所ある粒子の測定ポイントを新たに3か所増やしたうえで、専門家の意見を基に独自の健康基準を定めることにしています。
そのうえで観測値や風向きなどから基準値を上回りそうな場合には、インターネットや防災メールを使って市民に注意を呼びかけることにしています。
福岡市によりますと、中国からの汚染物質の飛来による大気汚染の予報を行うのは全国でも初めてだということです。(NHK)>
杜父魚文庫

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