11630 有害微小物質で8600人死亡、中国4都市で  古澤襄

少し前のニュースだが、英ロイターが大気汚染をもたらす有害な微小粒子状物質(PM2.5)が原因で今年、中国4都市で約8600人が死亡したと報じていた。
北京大学と環境保護団体グリーンピースの調査によるものだが、PM2.5による経済的損失は、北京、上海、広州、西安の4都市で10億ドル(約842億円)に上るという。
<[北京 19日 ロイター]北京大学と環境保護団体グリーンピースの調査によると、大気汚染をもたらす有害な微小粒子状物質(PM2.5)が原因で今年、中国4都市で約8600人が死亡した。19日付の国営英字紙チャイナ・デーリーが伝えた。
PM2.5による経済的損失は、北京、上海、広州、西安の4都市で10億ドル(約842億円)に上るとし、研究結果は世界保健機関(WHO)の指針まで水準を下げるよう求めている。そうすれば、8割以上の死亡を防ぐことができるとしている。
PM2.5は直径2.5マイクロメートル以下の有害微小物質で、肺がんや循環器疾患などを引き起こす。
中国政府は主要都市に対し、PM2.5の測定値を公表するよう求めていた。(ロイター)>
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