尖閣緊張の陰でインド核が着々と強化されている。中国にとっては大きな脅威になりつつある。
<【ニューデリー=岩田智雄】インドのPTI通信によると、インドのミサイル開発を行う防衛研究開発機構のサラスワット所長は8日、南部バンガロールで記者団に対し、多弾頭の新型長距離弾道ミサイル「アグニ6」を開発中であると明らかにした。所長は、「設計図は完成した。現在、機械設備の具現段階にある」と述べた。
複数の核弾頭を搭載できるアグニ6は、昨年4月に発射実験に成功した中国全土を射程に収める長距離弾道ミサイル「アグニ5」(射程約5千キロ)よりも射程は長いとみられる。
複数の小型核弾頭を小さいロケットのようなものに搭載し、次々にミサイル本体から分離させることで複数の目標への同時攻撃を可能にするMIRV能力を持つという。実際に発射した場合、攻撃力が増すことに加え、迎撃も難しくなる。(産経)>
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11686 インド 多弾頭長距離弾道ミサイルを開発 古澤襄

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