旧聞になったが、スイスのダボスで開かれた世界経済フォーラムで、ドイツのアンゲラ・ドロテア・メルケル(Angela Dorothea Merkel)首相が、アベノミクスを”為替操作”と見当違いな批判をしていた。
メルケルにはドイツ初の女性首相として注目した時期があったが、日本とは縁が薄い人物。洞爺湖サミットで来日しているが、何となくよそよそしい印象が残る。中国には六回もきているので、そのアジア外交は中国一辺倒といっていい。
それも、その筈である。ドイツはユーロ安で輸出を急増させ、中国貿易を急拡大してきた。それが二〇一〇年のギリシャ財政破綻問題で、ドイツが多額の財政支援を行わなくてはならなくなったことから、ドイツ国内でメルケル批判が高まり、九月の総選挙でメルケル三選に赤信号がともっている。支持率も40%前後まで急落している。
親中姿勢が露骨なメルケルは、日本にとって迷惑至極な存在となっている。ベルリン時事によれば、メルケル側近のシャバン教育相が博士論文に盗用があったとして博士号を剥奪、九日に辞任したという。
<【ベルリン時事】ドイツのメルケル首相の側近の一人で、論文盗用疑惑が浮上していたシャバン教育相(57)が9日、辞任した。9月の連邦議会選挙(総選挙)で3選を目指すメルケル首相にとって大きな痛手となりそうだ。
デュッセルドルフ大学は5日、シャバン氏の1980年の博士論文に盗用があったとして博士号を剥奪。野党は辞任を要求していた。(時事)>
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11694 論文盗用疑惑の教育相辞任=メルケル首相に痛手 古澤襄
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