11916 邪悪な大統領オバマ    Andy Chang

こんな邪悪な大統領は見たことがない。オバマは国益を政党闘争に使って共和党を潰す陰謀をたて、国民が苦しみを共和党の責任にするというのだ。
昨日3月1日、オバマと国会は歳費削減に同意が達成できなかったため、強制歳費削減が発動された。国家予算の強制削減は16ヶ月前にオバマが提案して国会が同意したもので、今年9月までの7ヶ月間で850億ドルの歳出が強制的に削減される。
歳費を削減するなら国体、国民が最も痛まない、最も影響しないカット、或いは平均的カットをするのが当然である。ところがオバマの強制削減とは、国が最も影響を受ける分割カット(Sequester)方式で国防費と教育費を主体として削減し、そのために国体国民が受ける影響の責任を共和党になすりつけるという邪悪な陰謀だ。
●歳費を削減せず金持ちから税金を取る
オバマ大統領は昨日の朝、ベイナー下院議長(共和党)とペロシ副議長(民主党)、リース上院議長(民主党)とマッコーネル副議長(共和党)の4人をホワイトハウスに呼んで形式的な協議をした。
これまで2年も時間があったのにオバマは増税一点張りで少しも妥協しなかったのだ。最後の日の朝になってから急に妥協できるわけがないから協議は一時間で決裂した。
オバマは新聞記者の質問に答えて、「私は独裁者ではなく、大統領であるから、(共和党の)ベイナーとマッコーネルに(増税に賛成しなければ)会議室から出て行くことはできない、と言うことは出来ない」と言った。これが独裁者でなくてなんであろう。
強制削減は年末に実施される筈だったが、「財政の崖」を回避する議論で国会がオバマに妥協して、年収40万ドル以上の富裕層に増税を課し、強制削減を2ヶ月遅らせることに同意した。だがこの二ヶ月のあいだオバマ・民主党は増税一点張りで協議らしい協議もせず、遂に強制法案が発令された。
つまり2ヶ月の間に政府は歳費削減案を作るべきだったのに、2ヶ月も協議しなかったから最後の日になって1時間だけの形式的な談合で決裂した。
焦点はオバマに削減案がなく増税を主張するだけだから、ベイナー下院議長(共和党)は、コングレスの方では既に2ヶ月前にオバマの富裕層増税に同意した。次はオバマが歳費削減をだすべきだと答えて二度目の増税を拒否した。
歳費削減についてベイナー議長は、「国会(共和党優勢)の方ではこれまでに二度も削減案を出したが、オバマと上院(民主党優勢)では二度とも国会の出した法案を拒否した。次はオバマと上院が歳費削減案を出すべきである」と述べた。
オバマは金持ちから税金を取って貧乏人に分ける「富の再分配」に固執しているのである。政府が富を再分配するのは共産主義にほかならない。国民に金をばら撒けば国民は喜んでオバマに投票し、選挙には勝てる。だが国民が働かずに金をもらえるのだったら誰も働かない。共産主義はかならず失敗する。
オバマは就任いらい富裕層から金を取って中間層を優遇するという社会主義に終始し、就任までの歳費赤字は10兆ドルだったのを4年間に6兆ドルも上乗せして16兆ドルの赤字となった。
それにも拘らず中間層を優遇するので国民の人気が高く、財政赤字は無責任に増大していくのである。オバマの赤字は次の4年間で更に増え続けて20兆ドルを突破すると言われている。赤字のツケは最終的に国民が払うもので、決して富裕層だけで払える金額ではない。
●オバマの強制削減とは政党闘争の陰謀だった
予算の強制削減は一昨年夏に成立した財政管理法で定められた。オバマが強制削減案を出したのだが、その内訳は850億ドルのうち半分の487億ドルは国防費から削減し、残りの半分以下は教育費などで、社会保障、メディケアなどは削減しない。
つまりこの計画通り削減すれば国防費が最大の影響を受けるし、教育補助費などもカットされる。最も国体国民に影響するところからカットするのだ。
オバマがこの法案を出したとき共和党は反対したが、大統領の強引な主張に負けて賛成した。最近になってオバマは削減の影響は共和党国会の責任であると言い出し、国会やメディアもこれがオバマの提案だったと書いた。オバマは自分の提案ではないと反論していたが、メディアはいろいろな証拠を出してオバマのウソを暴いた。
有名なワシントンポストのウッドワード記者が強制歳費削減法案はオバマが原案をだしたと書いたところ、ホワイトハウスの国家経済安全会議の主任ジーン・スパーリング(Gene Sperling)はウッドワードを呼びつけて散々怒鳴り散らしたあげく、数日後に「続けて書いたら後悔するぞ?という恫喝まがいのイーメールを送りつけた。ウッドワードは恫喝に屈せずメールを公表した。
●強制削減案はオバマの陰謀
オバマはこれまで「強制削減は私の案ではない」と強弁していたが、昨日の協議決裂のあとの記者会見で、「この法案はもともと国会に対し私の主張(増税)を受け入れさせるために作ったのだが、国会は妥協しなかった。強制削減が実施され、国民の痛みが現実のものとなれば、それは共和党の責任だ」と述べた。
オバマが遂にボロを出したのだ。国体国民が最も痛むような法案はオバマが共和党を粉砕する陰謀だったのだ。だが、共和党はオバマの増税に一度賛成したから二度目の増税に反対で、強制削減の最終日になっても妥協しなかった。
オバマの国益を無視して共産主義思想を推進する陰謀がうまく行かなかった。そうするとオバマは次に責任を共和党に負わせてやる、と発言したのである。
国益を無視し、政党闘争の道具としてSequesterと呼ぶ国に最大の影響を与える分割的削減案を出したのはオバマだったのだ。これが邪悪(Evil)でなくてなんであろう。
●不公平な歳費削減は政党闘争のため
オバマはアメリカの最高指導者である。国の安全、国民の生活を最優先して予算を組むべきである。国益を考慮するなら政府の無駄をカットし、最も影響の少ないところをカットするのが当然である。それが出来なくて各部門の予算分捕りがおきるなら、政府全体の平均カットをすべきである。
850億ドルは国全体の予算から見れば2.4%に過ぎない。政府の各部門で2.4%のカットをしても影響はないはずである。だが850億ドルの半分以上の487億ドルの国防費をカットすれば国防に大きな影響があり、空母の派遣や兵員の派遣など、国防研究費や最新型戦闘機 F-35の開発費がカットされ、世界的な影響が起きる。
今回の協議が破裂する前、オバマはすでに数千人の犯罪人を監獄から釈放してしまった。数千人の犯罪者が釈放されれば社会不安を招くのは当然である。
司法部では既に11万人あまりの職員に対し、今年中に2週間の無給休暇を通達した。強制削減は平均的削減ではなく、不公平削減なのである。それもこれもオバマが共和党に打撃を与えるために作りあげた陰謀なのである。(頂門の一針)
杜父魚文庫

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