11976 日本が諜報をした時代があった   古森義久

興味を引かれた本の紹介です。第二次大戦前の欧州で活躍した日本帝国陸軍武官の小野寺信の軌跡を追ったノンフィクションです。
このころの日本は普通の国家なみに、諜報活動を展開していました。スパイ、影響力行使などのいわゆるインテリジェンスです。この書の著者は産経新聞の岡部伸記者です。
<「消えたヤルタ密約緊急電」>
日本を滅亡から救え――欧米を手玉に取った男の崖っぷち情報戦。スクープ満載!
独ソ戦を予言し、対米参戦の無謀を説き、和平工作に砕身した陸軍武官・小野寺信。同胞の無理解に曝されつつも、大戦末期、彼は史上最大級のヤルタ密約情報を入手する。
ソ連の対日参戦近し―― しかしその緊急電は「不都合な真実」ゆえに軍中枢の手で握り潰された。連合国を震撼させた不世出の情報戦士、その戦果と無念を描く。
杜父魚文庫

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