<「生活の党」の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、収支報告書の虚偽記載罪に問われた元秘書3人の控訴審判決が13日、東京高裁であった。
飯田喜信裁判長は、衆院議員石川知裕被告(39)を禁錮2年、執行猶予3年、元公設第1秘書大久保隆規被告(51)を禁錮3年、執行猶予5年、元私設秘書池田光智被告(35)を禁錮1年、執行猶予3年とした一審東京地裁判決を支持、無罪を主張した弁護側控訴を棄却した。
虚偽記載の故意や共謀の成立に加え、一審が動機として認定した中堅ゼネコン水谷建設からの裏献金受領の有無が争点だった。
控訴審では、弁護側請求証拠の大半が採用されず、被告人質問も一審判決後の事情に限られたため、高裁は一審とほぼ同じ証拠を基に判断した。(時事)>
杜父魚文庫
11999 小沢元秘書三人に二審も有罪判決 古澤襄

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