12018 TPP参加で「経済効果10兆円の試算も」甘利大臣　　古澤襄

＜TPP＝環太平洋経済連携協定の担当に任命された甘利経済再生担当大臣は、TPPの経済効果について10兆円という試算もあるとして、交渉参加の意義を強調しました。
TPP担当に任命された甘利経済再生担当大臣：「約10兆円、底上げされるとの試算結果が示されております。新たなイノベーションが生み出されるなど、さまざまな効果も期待されます」
政府の試算では、関税をすべて撤廃すると仮定してTPPに参加した場合、10年後にGDP＝国内総生産を3兆2000億円、押し上げるとしています。
ただ、甘利大臣は、非関税障壁も撤廃されれば、約10兆円の経済効果があるとする国際機関の試算も紹介しました。一方、農林水産物の生産は、米が1兆円減るなど、33品目で3兆円マイナスになる試算を示しましたが、影響を小さくするようあらゆる政策を講じると強調しました。（テレビ朝日）＞
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