12156 真夜中の作戦会議に出席した「北朝鮮軍四人組」  古澤襄

<北朝鮮の朝鮮中央通信は、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記が29日0時30分に緊急招集した「戦略ロケット軍(ミサイル部隊)火力打撃任務遂行に関する作戦会議」に「総参謀長・玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)、作戦局長・李永吉(リ・ヨンギル)、副総参謀長兼偵察総局長・金英徹(キム・ヨンチョル)、戦略ロケット軍司令官・金洛兼(キム・ラクキョム)が出席した」と報じた。
北朝鮮版NSC(国家安全保障会議)に出席する軍部エリート4人組の輪郭が見えたわけだ。
4人のうち、李永吉局長は、この日の朝鮮中央通信の報道で初めて総参謀部作戦局長に任命されたことが確認された人物で、どちらかというと「新顔」に当たる。昨年12月17日の故・金正日(キム・ジョンイル)総書記1周忌では、第5軍団長という肩書きで平壌の錦繍山太陽宮殿を訪れた。
玄永哲・総参謀長は北朝鮮軍の作戦を総指揮する人物。金英徹局長は北朝鮮の対韓国工作の総責任者で、2009年以降韓国に対して行われたほとんどの挑発を企画・実行したといわれている。
金洛兼司令官は昨年4月、北朝鮮全域の核とミサイル施設を統制・運用する戦略ロケット軍司令官に任命された。(朝鮮日報)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました