<[東京 5日 ロイター]寄り付きの東京株式市場で日経平均は大幅続伸。日銀による大胆な金融緩和を手掛かりとする買いが継続し、2008年8月29日以来約4年8カ月ぶりに節目1万3000円を回復した。
TOPIXは3月21日の年初来高値1061.75を更新。円安進行を背景にトヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)やキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)など主力輸出株が軒並み買われているほか、銀行、不動産など金融緩和の恩恵を受けやすいセクターが上昇。東証33業種全てが値上がりし、全面高となっている。
一方、急激な株高を受けて利益確定売りも出やすいといい、朝方の買い一巡後は上値の重さが意識されやすいという。今晩発表の米雇用統計を見極めたいとの見方も出ている。(ロイター)>
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