12227 海江田代表 みんなの党と共闘目指す   古澤襄

次の三つのことは、ひとつ間違えれば民主党、日本維新の会、みんなの党を巻き込んだ内紛になる可能性がある。
①みんなの党の渡辺代表は民主党との提携に色気がある。しかし江田幹事長は維新との提携が本筋だと主張。
②民主党の海江田代表、細野幹事長は維新との提携を拒否し、みんなの党との共闘実現に意欲を示した。
③執行部に批判的な民主党の前原誠司前国家戦略担当相は、維新との共闘断念に不満を示した。
パズルの穴を埋めると、次のようになる。この問題が紛糾すれば、次の可能性が浮上する。
①民主党は生活の党とみんなの党の三者提携に動くであろう。
②維新との提携に意欲を燃やすみんなの党の江田書記長は、民主党の前原誠司前国家戦略担当相と話し合いを持つかもしれない。
③このことが、こじれれば民主党とみんなの党の内部分裂につながりかねない。
やはり焦点はみんなの党。先読みしても分からないが、落ち目の民主党と組む可能性は少ない。維新との提携でないと道が開けない気がするのだが・・・。
<民主党の海江田万里代表は6日、夏の参院選でみんなの党との共闘実現に意欲を示した。富山市で記者団に、改選1人区の候補選定を急ぐとした上で「政策を一致させて協力関係をつくる。みんなの党は(対象に)入る」と強調した。みんなの党も共闘に前向きな姿勢を見せており、政策協議が加速しそうだ。
海江田氏は、日本維新の会との共闘断念に前原誠司前国家戦略担当相が不満を示したことに関し「日本維新の政策はかなり民主党と違う。政策の一致が必要だ」と反論し、方針は見直さない意向を明らかにした。
細野豪志幹事長も和歌山市で記者団に「役員会や常任幹事会で議論を尽くした。方針を堅持したい」と明言。同時に「今の自民党と日本維新は極めて似ている。違う選択肢を示す戦いをすることが大事だ」と述べた。(産経)>
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