<政府は北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、一両日中にも自衛隊法に基づく破壊措置命令を発令する方針を固めた。政府関係者が7日、明らかにした。
過去3回の発令時には、北朝鮮が「人工衛星」の打ち上げ計画を国際海事機関(IMO)などに事前通知した。今回、こうした通知はないが、北朝鮮がミサイルを日本海側に移動していることから、政府は不測の事態に備える必要があると判断した。
自衛隊は既に、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦を日本海に展開し、警戒監視態勢を強めている。小野寺五典防衛相の破壊措置命令発令後、自衛隊は直ちに迎撃態勢に移行。同時に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の配備も急ぐとみられる。(時事)>
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12232 北ミサイルで破壊措置命令へ=発射に備え-政府 古澤襄

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