12286 核弾頭を搭載できるミサイルを持っている  古澤襄

<アメリカ国防総省の情報機関が、北朝鮮の核開発計画について、「核弾頭を搭載できるミサイルを持っていると、一定の程度信じられる」と結論づけた、極秘の分析結果を出していたことが新たにわかった。
アメリカ国防総省の情報機関「DIA(国防情報局)」が3月、北朝鮮の核開発計画について、極秘で分析を行い、「弾道ミサイルに核弾頭を搭載できるようになったと、一定程度信じられる」と結論づけていることが、11日、下院軍事委員会での共和党議員からの指摘でわかった。
しかし、その性能については、「信頼性が低い」とされている。
北朝鮮の核兵器保有を公式的に認めていない国防総省は、この分析結果について、「北朝鮮がテストや開発を完了し、そのような核の能力を見せたというのは、正確ではない」と否定的な見方を示すなど、省内での見解の統一に躍起となっている。
一方、アメリカが4月、弾道ミサイル迎撃のため、グアムに3カ月間の予定で展開させたTHAAD(終末高高度防衛)ミサイルシステムの部隊を、任務終了となる7月以降も、そのままグアムに配備させることを検討していることもわかった。
また、アメリカ太平洋艦隊は11日、新たにトマホーク巡航ミサイルを100発以上搭載、連射できる巡航ミサイル原子力潜水艦「オハイオ」が、グアムの海軍基地に入港したことを発表した。(フジニュース・ネットワーク)>
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