<【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は12日、青瓦台(大統領府)でケリー米国務長官と会談し、「北朝鮮の挑発には強力に対応するが、北朝鮮が対話の場に出てきた場合、相互信頼を築き共同発展を実現できるよう進めている」と強調した。
朴大統領は韓米同盟について、「朝鮮半島で緊張が高まるなか、強固な同盟を基に安定を維持している」と評価した。これに対し、ケリー氏は「米国は北朝鮮のいかなる威嚇や挑発に対しても韓国政府と断固として対応する」と述べ、韓国と緊密に協力する考えを示した。
朴大統領は韓米原子力協定の改定問題に関し、先進的かつ互恵的な協定の改定を行うため、創意工夫を生かしてアプローチする姿勢を明らかにした。ケリー氏は「両国の信頼関係に基づき、望ましい合意を得られるよう努力する」と述べた。
ケリー氏は韓米自由貿易協定(FTA)の発効から1年を迎え、両国が経済・通商協力で大きな成果を上げたことを評価し、今後も協力を拡大していくことに期待を示した。
会談は予定時間を超え、約1時間10分間行われた。(聯合)>
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12288 朴大統領 北朝鮮に対話促す=米国務長官と会談 古澤襄

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