<小野寺防衛大臣は、北朝鮮が弾道ミサイルの発射の準備ととれる動きを見せるなか、森本前防衛大臣と会談し、去年12月に北朝鮮が事実上のミサイル発射を強行した際の状況や、今後の対応について意見を交わしました。
小野寺防衛大臣は14日防衛省で森本前防衛大臣とおよそ1時間半会談しました。
そして、北朝鮮が弾道ミサイルの発射の準備ととれる動きを見せるなか、去年12月に、北朝鮮が事実上のミサイル発射を強行した際の対応を詳しく聞くとともに、今後の対応の在り方について意見を交わしました。
このあと、2人はそろって記者団の前に姿を現し、森本氏は、「北朝鮮から発射の日にちや時間帯が指定されていないなど、前回と条件が違うため、常に高い緊張感をもって部隊の即応態勢を維持することが非常に重要だ」と述べました。
また森本氏は、「北朝鮮にとって、あすはキム・イルソン主席誕生101年の記念日であり、朝鮮人民軍の創設記念日も今月25日に控えている。北朝鮮の政治的な節目に向けて、常に対応できる態勢を取らなければならない」と指摘しました。
これに対して小野寺大臣は、「24時間態勢で対応していて、今後も緊張感を維持していくことが大事だと考えている」と述べました。(NHK)>
杜父魚文庫
12304 小野寺防衛相 森本前防衛相と会談 古澤襄

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