<[ワシントン 23日 ロイター]AP通信は23日、米ホワイトハウスで爆発がありオバマ大統領が負傷したとする偽のニュースが同社のツイッター上で流れたことについて、ハッキング被害に遭ったとし、アカウントを閉鎖した。
こうしたなか、AP通信へのハッキングで「シリア電子軍」を名乗る集団が23日、犯行声明を発表した。前週20日にはCBSのニュース番組「60ミニッツ(60 Minutes)」などのツイッターがハッキングされたばかりだが、同集団はCBSやBBC(英国放送協会)、NPR(米公共ラジオ局)などのツイッターへのハッキングも認めている。
AP通信は、偽の情報が流される前、犯人がAP記者のパスワードを繰り返し盗もうとしていたことを明らかにした。
偽の情報が流され、米株式相場は一時急落したものの、その後値を戻した。ホワイトハウスのカーニー報道官は情報が流れた直後、オバマ大統領は無事だと記者団に確認した。
米連邦捜査局(FBI)からのコメントは得られていない。米証券取引委員会(SEC)の広報担当者はコメントを控えた。(ロイター)>
<AP通信のツイッターアカウントがハッカー攻撃を受け、ホワイトハウスで2度の爆発があったとのニュースが流されたほか、バラク・オバマ大統領の負傷が伝えられた。
ハッカー攻撃の犯行声明を出したのは、「シリア電子軍」で、ソーシャルネットワーク上の自らのサイトで明らかにした。
その後すぐ、FB上のAP通信ページには、20分以内にツイッターで伝えられたニュースは嘘のものであるとの知らせが掲載された。
イタルタス通信が伝えたところによれば、米国国家安全会議はAP通信からツイッターアカウントへの攻撃についての情報をうけたという。オバマ大統領には怪我はない。ホワイトハウスのジェイ・カーニー報道官が記者らに明らかにした。
カーニー報道官は、「大統領は健康だ。さっき大統領を拝見したところだ。」と語っている。
現在、APのツイッターアカウントは稼働を停止している。AP通信によれば、その再開と保護のための策が講じられているという。先週末には「シリア電子軍」はCBSのツイッターを攻撃し、米政府への批判を掲載していた。(ロシアの声)>
杜父魚文庫
12413 ホワイトハウスの爆発でオバマ負傷の偽ニュース 古澤襄

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