12420 日中防衛局長級協議 開催へ調整  古澤襄

<菅官房長官は、24日午前の記者会見で、沖縄県の尖閣諸島の周辺で、中国当局の船が日本の領海に侵入する事案が相次ぐなか、不測の事態を避けるために、中国との間で防衛当局の局長級の協議を開催する方向で調整を進めていることを明らかにしました。
沖縄県の尖閣諸島の沖合では、23日、去年9月の島の国有化以降、1度に領海に侵入した中国当局の船としては最も多い海洋監視船8隻が領海に侵入し、24日も3隻が接続水域を航行しています。
菅官房長官は、記者会見で、尖閣諸島の周辺で不測の事態を避けるための日本と中国との間の防衛当局の局長級の協議について、「外交ルートを通じて、中国との対話の窓口はしっかりと開いている。当然そうしたことも含めて、中国と対話をしているということは事実だ」と述べ、開催の方向で調整を進めていることを明らかにしました。
また、菅官房長官は、中国や韓国が、閣僚が靖国神社に参拝したことなどに反発していることについて、「中国も韓国も、日本にとって重要な隣国であることには変わりない。靖国問題などが、2国間関係全体に影響を及ぼすことは望んでいない。日本としては、今後も大局的観点から、これらの国々との関係を強化していく基本方針に全く変わりはない」と述べました。(NHK)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました