<ロシアと中東諸国を訪問していた安倍総理大臣は、一連の日程を終えて、4日午後、政府専用機で帰国しました。
安倍総理大臣は先月28日から7日間の日程で、ロシア、サウジアラビア、UAE=アラブ首長国連邦、トルコを訪問し、4日午後2時ごろ、政府専用機で羽田空港に到着しました。
一連の首脳外交のうち、ロシアのプーチン大統領との首脳会談では、北方領土問題について、交渉を再スタートさせ、これまでに採択されたすべての諸文書および諸合意に基づいて、双方に受け入れ可能な形で最終的な解決を図り、平和条約の締結を目指すことで合意しました。
また、UAEとトルコでは、日本の原子力関連技術を輸出できるようにするための「原子力協定」を締結することで合意しました。
安倍総理大臣は、今回の歴訪を「本格的な経済外交のスタート」と位置づけていて、今後、幅広い分野で日本企業の海外展開を支援し、経済成長につなげていきたい考えです。(NHK)>
<安倍晋三首相は4日午後、プーチン・ロシア大統領との首脳会談や中東訪問など一連の日程を終え、政府専用機で羽田空港に帰国した。
日ロ首脳会談では、双方が受け入れ可能な北方領土問題の解決を目指し交渉を加速させるとした共同声明を発表。アラブ首長国連邦(UAE)、トルコ両国とは、日本の原発輸出を可能にする原子力協定を締結した。(産経)>
杜父魚文庫
コメント