12564 民主だけでなく維新も参院選候補者難  古澤襄

日本維新の会は、夏の参議院選挙に向けて、定員が1人の選挙区で候補者の擁立が進んでおらず、それぞれの地元の国会議員や地方議員が中心になって人選を急ぐことにしています。
日本維新の会は、夏の参議院選挙について、自民・公明両党が非改選も含めて過半数を確保するのを阻止するため、みんなの党との間で定員が1人から3人までの選挙区のうち25の選挙区で候補者を一本化することで合意しています。
維新の会は、25のうち17の選挙区で候補者を擁立することになっていて、定員が2人と3人の合わせて8つの選挙区については、これまでに7選挙区で候補者を擁立し、残る茨城選挙区についても人選に全力を挙げることにしています。
一方、定員が1人の9つの選挙区については公募の応募者が少なく、これまでに候補者を擁立できたのは、三重、奈良、鹿児島の3選挙区にとどまっています。
維新の会は、候補者が決まっていない和歌山、滋賀、岡山、香川、佐賀、熊本の6つの選挙区について、松井幹事長をトップに、7日、発足する参議院選挙の対策本部で、改めて候補者の人選に取り組む方針です。
ただ、いずれも擁立のめどは立っておらず、それぞれの地元の国会議員や地方議員が中心になって人選を急ぐことにしています。(NHK)>
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