12633 韓国外相 大統領の訪日に慎重  古澤襄

<韓国のユン・ビョンセ外相は、アメリカ訪問を終えたパク・クネ大統領の、次の外国訪問について、中国を早期に訪れる方向で調整していることを明らかにする一方、日本に関しては、安倍政権の歴史認識を改めて非難し、大統領の訪問に慎重な姿勢を示しました。
これは、韓国のユン・ビョンセ外相が、12日、テレビ番組の中で明らかにしたものです。
ユン外相は、就任後初の外国訪問として訪米を終えたパク・クネ大統領が、次に訪れる外国について、「中国は、可能なかぎり早く来てもらいたいと希望しており、現在、日程を協議している」と述べ、早期に訪れる方向で調整していると説明しました。
また、ユン外相は、中国の国有銀行が相次いで、北朝鮮に対する金融制裁に踏み切ったことに触れ、「中国は、北の非核化に向けて、これまでになく協力的な姿勢を見せている」と高く評価しました。
一方、日本との関係については、安倍政権の閣僚による靖国神社参拝などを念頭に、「韓国の古い傷を刺激するようなことが起きている。最近は侵略を否定するような発言もあった」と、日本側の歴史認識を改めて非難しました。
そして、今後、首脳会談や外相会談が行われる可能性については、「日本がどう出るかを静かに見守り、そのうえで検討する」と述べ、慎重な姿勢を示しました。(NHK)>
杜父魚文庫

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