<飯島内閣官房参与が北朝鮮を訪問した際、北朝鮮側が拉致の可能性を排除できない特定失踪者2人を帰国させると提案したと韓国紙が報じましたが、飯島氏は「日朝交渉がうまくいかないようにするための妨害工作だ」と述べ、否定しました。
韓国のソウル新聞は、北朝鮮側が飯島氏に対し、特定失踪者2人について日本に帰国させることもできると新たな提案をしてきたと報道しました。これについて、飯島氏は総理官邸で記者団に「あるわけがない。日朝交渉がうまくいかないようにするための妨害工作だ」と批判しました。
また、韓国の前の駐日大使が別の韓国紙とのインタビューで、安倍総理が早ければ今月末にも訪朝する可能性を指摘したことについても否定的な見方を示しました。
「拉致被害者の安全確保と即時帰国、真相の究明、実行犯の引き渡し、これが我が国の拉致問題に対してのまさに基本的な考え方」(菅義偉官房長官)
北朝鮮が特定失踪者の帰国を提案したとする韓国紙の報道について、菅官房長官は会見で「承知していない」と述べたうえで、従来からの政府の基本方針を繰り返しました。(TBS)>
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