12849 国連科学委 福島原発事故の放射線量は健康への影響はない  古澤襄

<【ベルリン時事】東京電力福島第1原発事故が住民の健康に及ぼす影響を調査している国連科学委員会は31日、ウィーンで記者会見し、住民が被ばくした放射線量は低く、健康への影響はないとの見解を示した。
同委は住民が事故後、迅速に避難したため、被ばく線量を低く抑えることができたと評価。「住民のがん発生率が将来、高まるとは考えにくい」と強調した。また、放射性ヨウ素に汚染された牛乳で子供の甲状腺がんの発生率が高まったチェルノブイリ原発事故と異なり、日本では汚染された食品の摂取を早期に規制したと指摘した。

同委は27日から31日までウィーンで開いた年次総会で、2年間に及んだ調査に関する報告書案をめぐり意見交換した。報告書案は9月の国連総会に提出される。(時事)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました