12934 野中氏「後の世のため」 尖閣の日中棚上げ合意発言  古澤襄

<野中広務元官房長官は8日のBS朝日の番組で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有をめぐり、1972年の日中国交正常化交渉の中で「棚上げする日中合意があった」と発言したことについて「あまり先のない私がはっきり言っておくことが後の世のためにいいと思った」と説明した。「事実を言うことで、ひとつの突破口になるではないか」とも述べ、日中関係の改善を念頭に置いた発言だったことを強調した。
野中氏は「中国の習近平国家主席と面会したことのある首相経験者を特使に立てて、首脳会談ができる土俵をつくらないといけない。今の状態では中国を追い込むばかりだ」と持論を展開。「沖縄周辺でどんな衝突が起きるかわからない。大戦に発展するようなことがあってはならない」と語った。(産経)>
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