12952 習近平の「中国の夢」に70%の中国人がそっぽを向いた  宮崎正弘

米国の市民権取得が一年間に8万人、海外隠匿財産はついに6000億ドル。米中首脳会談がおわったばかりの米国世論は、中国に冷たい。
「中国から逃げ出したカネは、どうやら6000億ドルに達した。不正な流失分だけである。このうえに年間8万人が米国のグリーンカード(永住権)を取得し、共産党幹部の殆どの子弟は米国へ留学している」(TIME,2013年6月17日)。
それどころではなかった。ロスアンジェルス郊外の豪邸集中地域には中国人富裕層の「妾村」の存在が喧伝されたが、そのそばのチノヒル地区には「産院ホテル」があることが判明した。
一軒の家をいくつにも区切り、妊婦が二ヶ月から三ヶ月滞在する目的である。
この「産院ホテル」は妊娠八ヶ月前後にだぶだぶの服を着た中国人妊婦が一斉に米国を観光ヴィザで入国し、赤ちゃんを米国内で産むためである。
そのために妊婦がばれないだぶだぶの服装、仕草の指導まで受けて渡米する。費用は200万円前後という。米国産の証明が有れば招来、米国人の戸籍を取得できるうえ、その子が20歳になれば、両親を米国に呼ぶことが出来る。
米国住民の反発が猛烈になった。
なぜなら住民の環境汚染被害、つまりつばの吐きすて、ゴミ出しのルール違反、下水のパンク、異臭。日本でも川口の団地は中国人だらけとなって、ゴミだしがデタラメ、その辺に投げ捨て、ビンは窓から棄てる。
アパートの踊り場で排泄する。料理の異臭、便所の水洗が詰まるなど、ありとあらゆる不満が寄せられ、すっかり中国人住民は嫌われているが、このチョウ個人主義が米国でも噴出したのだ。
そして『TIME』が続けた。
「習近平は”中国の夢”とかを言ったが、世論調査では中国人の七割が、『不同意』と回答した。企業は中国から撤退をはじめ、銀行などは中国投資を引き上げ、いまでは北京に住んでいる外国人は1%以下となった。ニューヨークはちなみに35%の市民は外国産まれである」。
「年間8300万人の中国人が海外旅行をなし、旅行費用を含めて落とすカネが1020億ドルだからと言って手放しで喜べるだろうか? 
世界中いたるところで、その対中感情は悪化し、BBCの世論調査でも世界中の39%は中国人にネガティブな反応を示し、そのなかには膨大な援助を貰っているアフリカと中南米職が含まれる」
その中国、きょうも反省の色無し、尖閣を盗んだのは日本だ、と嘘放送を繰り返している。共産党の宣伝を国民が信じていない現実を知らないかのように。
杜父魚文庫

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