12994 外務事務次官 斎木昭隆氏を起用へ  古澤襄

政府は、外務省の新しい事務次官に、北朝鮮を巡る問題に長年携わっている斎木昭隆外務審議官を起用する方針を固めました。
政府は、去年9月から外務省の事務次官を務めている河相周夫氏を退任させ、後任に斎木昭隆外務審議官を起用する方針を固めました。
斎木氏は60歳。昭和51年に外務省に入り、平成20年から3年間、アジア大洋州局長を務めたあと、インド大使を経て去年9月に政務担当の外務審議官に就任しました。
斎木氏は、北朝鮮の核問題を巡る6か国協議や日本と北朝鮮の実務者協議で日本政府の代表を務めるなど、北朝鮮を巡る問題に長年携わり、安倍総理大臣とは近い関係にあります。
政府は、斎木氏のこうした経歴などを踏まえ、拉致問題の解決を重要課題に掲げる安倍政権の外交を進めていくうえで適任だと判断したものとみられます。
(NHK)
杜父魚文庫

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