13095 平田参院議長の不信任案 26日採決へ  古澤襄

何とも後味が悪い通常国会の幕切れとなる。衆参の”ねじれ現象”が終わると思えば腹が立つが我慢するしかない。
それにしても民主党のだらしなさは予想を上回る。これが二大政党の一角を占めて三年三ヶ月の政権を持っていたとは思えない。ハト・カン・ノダ政権は何をしたのだろうか。都議会選挙では共産党の後塵を拝して第四党に転落してしまった。
自民・公明の与党が”巨大勢力”になるのは好ましいとは思えない。強すぎ、大きすぎると水がよどんでくる。とはいえいまの民主党の体たらくでは、巨大勢力をチェックする健全野党になりそうもない。巨大与党にバラバラの弱小野党では話にならならない。
やはり小選挙区制度という選挙制度に問題があるのではないか。
<参議院議院運営委員会の理事会は、与党側が提出した平田参議院議長に対する不信任決議案について、国会の会期末の26日、参議院本会議で採決することを決め、電力システム改革に向けた電気事業法の改正案などの審議が、再開する見通しになりました。
国会は、衆議院の小選挙区の区割りを見直す法律が、24日、衆議院で再可決されて成立しましたが、与党側は、参議院で法律の採決が行われなかったことを批判して、平田参議院議長に対する不信任決議案を提出しており、その影響で、参議院では、電力システム改革に向けた電気事業法の改正案などの審議が中断しています。
こうしたなか、参議院議院運営委員会の理事会で与野党が協議した結果、電気事業法の改正案などの審議が行われないまま国会が閉会するのは避けるべきだとして、国会の会期末の26日午前、参議院本会議を開いて、平田議長に対する不信任決議案を採決することを決めました。
与党側と民主党は、議長の不信任決議案が採決されたあと、参議院の各委員会で電気事業法の改正案などが可決されれば、午後に参議院本会議を再開して採決を行いたいとしています。
一方、参議院予算委員会は、25日も、安倍総理大臣と閣僚や与党側の委員が欠席したため、質疑は行われず、26日は、集中審議は行われないことになりました。(NHK)>
杜父魚文庫

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