13153 比例選投票先、自民42%・民主9%…読売調査  古澤襄

毎日に続いて読売も世論調査を実施したが、自民党は東京都議選でみせた圧勝パターンが続いている。参院での比例選投票先では自民党が42%でヒトケタ台にひしめく民主党など野党を大きく引き離した。
自民、公明両党が参院で過半数の議席を「獲得する方がよい」とする回答は52%と前回の46%を大きく上回った。終盤国会で野党が参院で安倍首相に対する問責決議を可決し、重要法案が廃案になったことをみて、「ねじれ国会」を解消し政治の安定を求める意見が強まったとみられる。
そのせいか、問責の旗ふり役を演じた「みんなの党」は維新と同じ5%にとどまっている。5%同士で争えば共倒れが免れない。
<読売新聞社は6月28~30日、参院選公示を前に全国世論調査(電話方式)を実施した。
比例選での投票先について政党名を読み上げて聞いたところ、自民党が42%(前回6月8~10日は44%)で、1けた台の他の政党を大きく引き離した。自民党は、この質問を始めた今年1月以来、トップを維持。東京都議選で候補者全員当選を果たした勢いが続いている。
自民党に続くのは、民主党の9%(前回7%)、公明党の6%(同5%)で、日本維新の会は5%(同5%)となり、みんなの党の5%(同4%)と並ぶ4番目に後退した。共産党は4%(同3%)だった。
参院選の結果、与党の自民、公明両党が参院で過半数の議席を「獲得する方がよい」とする回答は52%(前回46%)に上昇した。「ねじれ国会」を解消し、政治の安定を求める人が多かった。通常国会最終日に野党が参院で安倍首相に対する問責決議を可決し、重要法案が廃案になったことなどが影響したとみられる。
安倍内閣の経済政策を「評価する」と答えた人は54%で、「評価しない」の31%を大きく上回った。投票先での自民党の優位は、「アベノミクス」が支持されているためのようだ。(読売)>
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