過去百十年問の歴史で日本に対してフェアだったアメリカ大統領を考えると、三人しかいません。セオドア・ルーズベルトとフーヴァー、それにドワイト・アイゼンハワー(任期一九五三年~六一年)です。(伊藤貫 在米評論家)
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だから安倍首相は嫌われるのでした。上記三人は共和党出身者です。民主党選出大統領は、なぜか親中国の傾向があります。オバマ民主党大統領が誕生しヒラリーさんが国務長官になった時、日本の民主党政権は大変盛り上がりました。しかし、岡田外相が度々訪米しヒラリー国務長官らと会談しましたが、何一つ解決しなかったのを覚えております。
以下、「自主防衛を急げー日本の覚悟(日下公人・伊藤貫)」より転載;タイトルは桃。
■日米蜜月ロン・ヤス
レーガン政権の後半期、アメリカはかなり反日的な政策を実行するようになりましたから、レーガン大統領は親日とも反日とも言えないですね。すでに述べましたように日本経済に猛烈な円高攻勢をかけて、日本の国内経済にバブルをつくらせたのはレーガン政権でした。
日本の親米保守派の言論人はセンチメンタルな態度で「あのロン・ヤス時代は良かったなあ」と言いたがるけれど、そうでしょうか? 私は、中曽根さんは結局、吉田茂みたいなコラボレーショニスト(隷属主義者)にすぎなかったと思います。彼は「自主防衛する」とか言っていましたが、あれも単なる「ナショナリスト・ポーズ」にすぎなかった。
■自民党保守派のナショナリズム
自民党保守派のナショナリズムって、単なる「情緒的なポーズ」にすぎないのです。彼らには明確な論理性と構造性を持つ国家哲学なんかないし、グランド・ストラテジーの構想力もない。白洲次郎じゃないけど、「自民党とパンパンとどこが違うんだ?」って言いたくなる(笑)。ついでに言っておきますが、民主党、社民党、公明党等は、「パンパン以下の存在」です。鳴呼、可哀そうな祖国、日本(涙、涙)。
■対日本人差別主義者F・ルーズベルト大統領
さてフーヴァーのつぎに登場してきたフランクリン・ルーズベルトは日本人を憎みきっていました。日下さんもご存じのことですが、彼の母方の実家は中国でアヘン貿易をやっていた。それによって巨万の富を得たのです。中国人にアヘンを売るという犯罪行為によって大儲けしたから、彼の家系は「中国人大好き」になりました。
F・ルーズベルトは若いころから日系移民を憎み、いつか日本を叩き潰してやろうと考えていた人種差別主義者でした。「日系移民を他の民族と結婚させるな。ジャップは劣等人種だから、ジャップと他民族を交配させるとかならず欠陥児が生まれる」と主張していました。彼はヒトラーに劣らぬレイシスト(人種差別主義者)だったのです。
■中曽根さんと菅さんが好きな大統領制
アメリカ大衆政治の恐いところは、こういう奇妙な男が大統領選に勝って、突然、「思いつき外交」を始めることです。十八~十九世紀のイギリスと違ってアメリカという大衆国家では、いったいだれがつぎの大統領になるか、わかったものではない。リーダーシップの質を比べると、アメリカよりもイギリスのほうが優秀です。 (転載 終)
■だから嫌われる日本
シナにしても韓国朝鮮にしても、事実上は第二次大戦終結後に出来た国です。また事の「良し悪し」ではなく「賄賂」などで事を解決しようとする姿勢があります。米国も建前は別として似た所がある。手を組みやすい。それに対し我国は「武士道」を強調し過ぎるとすると“清廉潔白”に囚われてしまいます。外交は相手に因りけりの精神でいきましょう。
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13177 「だからアベは嫌われるー日本人の覚悟」 MoMotarou

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