13315 イスラエル潜水艦がシリアに攻撃…英紙報道  古澤襄

<【ロンドン=佐藤昌宏】14日付英紙サンデー・タイムズは中東の情報機関筋の話として、イスラエルが潜水艦から巡航ミサイルを発射し、シリア北西部ラタキアにあるシリア政府軍の貯蔵庫を攻撃したと報じた。
標的は、ロシア製「ヤーホント」対艦ミサイルとみられる。事実とすれば、イスラエルによる海上からの攻撃は、シリア内戦が始まって以降、初めて。(読売)>
<イスラエルは、シリア領内の施設を攻撃するため最新鋭潜水艦を初めて使用した。14日、英国の新聞「サンデータイムス」が報じたところでは、7月5日未明「ドルフィン」級潜水艦から、中距離巡航ミサイルを発射、地中海に面するシリアの港町ラタキヤ地区にある軍事倉庫を攻撃した。
新聞報道によれば「標的となったのは、ロシアがシリア軍に供与した対艦ミサイル『ヤホント』で、イスラエル軍の攻撃は、あらゆる事から考えて、米国との緊密な調整のうえで行われたもようだ」。

「ドルフィン」級の潜水艦は、ドイツがイスラエルに供与したもので、「サンデータイムス」のデータによれば、現在イスラエルは、このクラスの潜水艦を5隻所有している。なお潜水艦は、通常弾頭及び核弾頭を搭載する射程130キロの米国の巡航ミサイル「ハープーン」を装備している。
さらに新聞「サンデータイムス」は「今回の攻撃は、この2年間でシリア領内の標的に対しイスラエルが行ったものとしては4度目だが、これまで同様の作戦は、航空機を伴ったものだった」と指摘している。(ロシアの声・The Voice of Russia)>
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