<[東京 21日 ロイター]21日投開票の第23回参議院選挙では、与党の自民・公明両党が非改選議席も合わせて過半数を獲得し、歴代政権の足かせとなってきた国会の「ねじれ」が3年ぶりに解消される見通しとなった。共同通信やNHKなど複数の国内メディアが伝えた。
共同通信の出口調査によれば、安倍晋三首相(58)が率いる自民党は改選34議席から60議席台に伸ばして大勝し、第1党に復帰。公明党も改選10議席を維持し、両党で非改選の59議席と合わせ、過半数の122議席を超える見通しという。
参院で第1党だった民主党は、先月の東京都議会議員選挙での惨敗に続き、苦戦を強いられており、これまでの86議席(含む非改選42議席)から大きく後退。獲得改選議席は20議席を割り込む見通し。一方、日本維新の会と、みんなの党の獲得議席は、いずれも10議席以下とみられる。
昨年12月の衆院選で民主党から政権を奪回した安倍政権が、衆参で多数派が異なる「ねじれ」の解消により、これまでの「決められない政治」と決別して、消費税率引き上げや環太平洋連携協定(TPP)交渉参加、憲法改正といった国論を二分する重要課題をどう舵取りしていくかが注目される。
参院選は3年ごとに行われ、定数242議席のうち半数の121議席が改選される。今回は433人が立候補しており、選挙区の73議席と比例代表の48議席を争った。また、各候補者についての情報の充実を図り、有権者の政治参加を促すために、初めてインターネットを使った選挙活動が解禁された。(ロイター)>
杜父魚文庫
13392 参院選で自公が過半数を獲得、ねじれ解消 古澤襄

コメント
ひとまず捻じれ解消が出来たことは良かった。
しかし政教分離出来ていない公明が顕在化していることは、日本の正常化ではない。
公明が政界から消えて初めて政党政治が復活する。
次の選挙で消えてもらうべく国民志民は、自覚すべきだ。
保守は志民運動(造語)でありsayokuは市民運動と差別化する必要がある。
今迄は、逆手にとって同化させたが、次は差別化だ。
志民運動が良い。←これは、チャンネル桜の三輪さんの発言です。良い表現だと思います。