13402 8人全員が落選 みどりの風・谷岡代表が辞任表明  古澤襄

<みどりの風の谷岡郁子代表は22日朝、参院選敗北を受けて名古屋市内で記者会見し、代表辞任を表明した。みどりからは、選挙区と比例代表に谷岡氏ら現職4人を含む計8人が立候補したが、全員落選。衆院議員2人のみとなった党の運営について「今後のことを決めるのは残った人たち」と述べるにとどめた。
谷岡氏は「自分自身の政治活動にはまったく悔いがない。この6年間、懸命にできることはやってきた」と語り、自身の今後に関しては、研究者として活動していく意向を示した。谷岡氏は、愛知県内の学校法人の理事長と学長を務めている。(時事)>
<参院選の結果に伴い、みどりの風は政党助成法に基づく政党要件を失うことになった。
同法は、〈1〉所属国会議員が5人以上〈2〉直近の衆院選、参院選、前々回の参院選のいずれかで得票率が全国の投票数の2%以上で、国会議員1人以上が所属――のどちらかを満たすことを政党要件として規定している。
みどりの風は、参院選で改選議員4人が全員落選したため、4人の任期が切れる今月29日以降は、所属国会議員が亀井静香、阿部知子両衆院議員の2人になる。
同党は、昨年の衆院選後に設立され、過去に国政選挙を戦っていないため、二つの政党要件をいずれも満たさなくなる。
谷岡代表は22日朝、比例選での落選を受けて名古屋市内で記者会見し、代表辞任を表明した。今後の党運営については「決めるのは残った人たちだ。ただ、みどりの風はその役割をたぶん終えた」とも述べた。(読売)>
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