13432 菅元首相に離党勧告 海江田氏が会談、通告 除名辞さず  古澤襄

民主党の海江田万里代表は24日午前、参院選東京選挙区で党の方針に反して非公認候補を支援した菅直人元首相と都内のホテルで会談した。離党を勧告したとみられる。菅氏は反発しているもようで、民主党は午後に党本部で常任幹事会を開き、対応を協議した。菅氏が離党勧告を受け入れない場合は、除籍(除名)処分も辞さない方針だ。
民主党は参院選東京選挙区で当初、2人を公認したが、公示直前に公認候補を一本化した。だが菅氏は公認を取り消されて無所属で出馬した候補を公然と支援したため、事実上の分裂選挙となり「共倒れ」した。
海江田氏は尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐり中国寄りの発言を繰り返した鳩山由紀夫元首相の処分も進める方針。ただ、鳩山氏は既に党籍を離脱しているため、離脱前にさかのぼって除籍処分にすることを検討している。
常任幹事会では海江田氏の続投を了承する見通し。海江田氏は、細野豪志幹事長が参院選惨敗の責任をとって8月末に辞任することも伝える。海江田氏は続投によって混乱を回避することを狙ったが、細野氏周辺には代表選を実施すべきだとの声がくすぶっている。(産経)>
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