13440 安倍政権へのけん制か=中国軍機の沖縄近海通過  古澤襄

<【北京時事】中国軍の早期警戒機が通過した海域は、中国が領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島にも近い。中国は、参院選の自民党圧勝で勢いに乗る安倍晋三首相が中国に対して強硬姿勢を取ることを警戒しており、中国軍機の動きは安倍政権に対するけん制の可能性がある。
中国軍は「国家海洋権益の保護は人民解放軍の重要な職責」(今年の国防白書)として、海洋強国づくりを進める。尖閣諸島周辺に監視船を派遣する国家海洋局との連携を強めるとともに、初の空母「遼寧」の就役など、沖縄から台湾、フィリピンを結ぶ防衛ライン「第1列島線」を越えて進出できる軍事力の向上に力を入れている。 
安倍首相は25日からフィリピンを含めた東南アジア3カ国を訪問。南シナ海の島々の領有権をめぐり中国と対立するフィリピンには、日本の政府開発援助(ODA)で巡視船を提供する意向を伝える計画だ。
巡視船の供与が、尖閣諸島をめぐる安倍首相の言動に「中国の領土主権を損なう挑発」(外務省)と反発する中国を、さらに刺激することは間違いない。警戒機の動きには、これらの事情を背景とした中国の対日強硬派の意向があるとみられる。(時事)>
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