<日本維新の会は27日午後、橋下徹共同代表(大阪市長)ら在大阪幹部が上京し、都内の国会議員団本部で執行役員会を開いた。8議席の獲得にとどまった参院選結果を総括し、今後の党運営の方針を協議。「勝ちではない」との認識を示している橋下氏の進退が焦点となる。
維新は橋下氏の従軍慰安婦発言の影響で逆風を受け、参院選では目標とした10議席には届かなかった。橋下氏は自らの進退について「執行役員会で議論する」としているが、選挙前勢力は上回ったことから、石原慎太郎共同代表ら議員団は、橋下氏の辞任は不必要との立場だ。
松井一郎幹事長は27日午前の民放テレビ番組で、「(橋下氏は)責任感が強いので投げ出すことはない」としつつ、「ポジションにこだわっているわけではない」とも語った。
一方、野党再編について橋下氏は24日、「早く新しい野党ができることを期待している」と表明。再編は国会議員主導で行うべきだとの考えも示している。(時事)>
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13468 維新が執行役員会=橋下氏の進退焦点 古澤襄

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