<先の参議院選挙で衆参のねじれが解消されて初めての国会となる第184臨時国会が2日、召集され、新しい参議院議長に自民党から山崎正昭副議長が、副議長に民主党の輿石東参議院議員会長が選出されました。
自民・公明両党が参議院の「安定多数」を確保し、衆参のねじれが3年ぶりに解消された先の参議院選挙を受けて、第184臨時国会が2日、召集されました。
参議院本会議は午前10時から開かれ、新しい参議院議長と副議長の選挙が行われました。その結果、参議院議長には、第1党の自民党から山崎正昭副議長が全会一致で選出されました。
また、副議長の選挙は、投票者の数と投票用紙の枚数が合わなかったため、投票をやり直す異例の事態となりましたが、2回目の投票で、第2党の民主党の輿石東参議院議員会長が、投票総数238票のうち226票を獲得して副議長に選出されました。無効は1票、白票は11票でした。
山崎新議長は「重責に身の引き締まる思いだ。微力だが、公平・無私を旨とし、議院の正常かつ円満な運営を図り、参議院が2院制の下での使命と役割を確かに果たしていけるよう、全力を尽くす決意だ」とあいさつしました。
輿石新副議長は「重責を務めることになり光栄だ。微力だが、中立・公正を旨として山崎議長を補佐し、議院の円満な運営に努めると共に、参議院の使命達成のため全力を尽くす」と述べました。
臨時国会の会期は今月7日までの6日間の予定で、政府・与党は法案などの実質的な審議は行わない方針です。(NHK)>
杜父魚文庫
13541 参議院 山崎議長と輿石副議長 選出 古澤襄

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