<安倍総理大臣は、政権の重要課題である成長戦略やスポーツ政策などへの助言を求めたいとして、新たな内閣官房参与に、元経済企画庁長官の堺屋太一氏と、早稲田大学大学院教授の平田竹男氏を任命する方針を固めました。
新たに内閣官房参与に任命される堺屋太一氏は78歳。
旧通産省の官僚時代、昭和45年に大阪で開かれた日本万国博覧会=「大阪万博」の企画や開催に携わったほか、数多くの歴史小説を発表しました。
また、平成10年7月から2年余りの間、経済企画庁長官を務めました。
また、平田竹男氏は53歳。
経済産業省出身で、現役の官僚時代には資源エネルギー庁で石油・天然ガス課長などを歴任したほか、日本と韓国が共同で開催したサッカーのワールドカップの招致活動にも携わり、その後、日本サッカー協会に転身しました。
現在は早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の教授を務めています。
安倍総理大臣としては、政権の重要課題である成長戦略への助言を堺屋氏に、また、スポーツ政策や資源外交への助言を平田氏に求めたい考えです。
この人事は8日、発令されます。(NHK)>
<政府は7日、作家の堺屋太一元経済企画庁長官(78)と、平田竹男早稲田大大学院教授(53)を内閣官房参与に新たに起用する方針を固めた。複数の政府関係者が明らかにした。安倍晋三首相が8日に辞令交付する。
堺屋氏は旧通産省(現経済産業省)の官僚出身で、橋下徹日本維新の会共同代表(大阪市長)のブレーン。成長戦略を担当する。平田氏も元通産官僚で、日本サッカー協会専務理事を務めた。スポーツや健康分野で首相に助言する。両氏の起用により、安倍内閣の内閣官房参与は11人となる。(時事)>
杜父魚文庫
13600 内閣官房参与に堺屋太一氏ら起用へ 古澤襄

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