13620 英海軍最新艦が今秋、日本へ   古澤襄

■海自と合同演習・安保協議
<【ロンドン=内藤泰朗】英海軍の最新艦艇が今秋、日本に寄港し、海上自衛隊との合同演習や日英防衛当局間の海上安全保障に関する協議が検討されていることが明らかになった。英海軍艦船の日本寄港は2008年以来、5年ぶり。
日英消息筋によると、訪日するのは、英海軍の最新鋭ミサイル駆逐艦、HMSデアリング。09年に就役し英海軍の防空能力の中核を占める。「英海軍の保有艦の中で最も強力な艦艇」とされている。
訪日は11月下旬になる見込みで、オーストラリアを経由して1週間程度、日本に寄港する。寄港先や寄港中のプログラムは現在、日英の防衛当局者間で詰めの作業が行われている。検討中の海自艦艇との合同演習では、海上での連携訓練が想定されている。寄港の際に予定される日英防衛当局者間の協議では、具体的な安保協力などで意見交換するとみられる。
日英両政府は先月、軍事やテロに関する機密情報の交換を可能にする情報保護協定と、装備品共同開発の枠組み協定を締結している。日本としては「米国に次ぐ戦略パートナー」(同筋)である英国との安保協力を深化させ、急速に進む中国の海洋覇権に対抗したい考えだ。
英国は世界的な景気後退で欧米の武器市場が縮小する中、日本に新型兵器の売り込みを図る思惑もあるようだ。(産経)>
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