<[ワシントン 9日 ロイター]オバマ米大統領は9日、米国とロシアの関係はこれまでも常に緊張が続いてきたとしたうえで、米ロ関係を見直す重要な節目を迎えているとの見解を示した。
大統領は記者会見で「進展が見られると期待していた多岐にわたる一連の課題で、ロシアは行動をとってこなかった」と言明した。
そのうえで、ロシアのプーチン大統領と「個人的には悪い関係ではない」と述べた。
ホワイトハウスはこれまでに、ロシアが、米当局の情報収集活動を暴露した米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン容疑者の一時亡命を認めたことや、ミサイル防衛や武器規制などで進展がみられないことに失望感を示してきている。
オバマ大統領は今週に入り、来月モスクワで予定していたプーチン大統領との首脳会談を取り止めると発表している。(ロイター)>
杜父魚文庫
コメント