<社民党の村山富市元首相は18日夜、野党再編に関し、「社民党はこのままいっても先がない。憲法や原発問題といった共通の課題で、党にこだわらず勢力を結集しなければならない。新しい党をつくることがあってもいい」と述べ、自民党に対抗できる勢力結集のため社民党を発展的に解消することも辞さないとの考えを示した。東京都内で記者団に語った。
村山氏はこれに先立つBS-TBSの番組で、新勢力結集の時期について「2年かかるか3年かかるか分からないが、次の衆院選くらいまでにはつくらなければならない」と述べた。
一方、村山氏は同番組で、安倍晋三首相が15日の全国戦没者追悼式の式辞でアジア諸国への反省や不戦の誓いに触れなかったことについて「侵略戦争を否定しようとしている。過去の戦争は聖戦だったという気持ちがあるのかと受け取られても仕方がない」と不信感を示した。(時事)>
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