13703 渡辺氏 政権交代は各党協力で  古澤襄

■江田氏らの新党結成など野党再編論を牽制
<みんなの党の渡辺代表は党の役員会で、野党勢力の結集に関連して、「野党各党が今の枠組みを維持して協力する『政党ブロック』を考える時期に来ている」と述べ、新党の結成ではなく、共通の政策などを掲げて政権交代を目指すべきだという考えを示しました。
この中で、みんなの党の渡辺代表は、野党勢力の結集に関連して、「次の衆議院選挙の前に、野党各党が共通の政策や総理大臣候補を示せるよう、法案の共同提出などを進め、信頼関係を築くことが大事だ」と述べました。
そのうえで渡辺氏は、「複数の政党から人が集まって新党を作っても、ポストを巡って権力抗争が激化するのが現実だ。野党各党が今の枠組みを維持して協力する『政党ブロック』を考える時期に来ており、新党を作って政界再編を実現する考え方は捨てるべきだ」と述べました。
また渡辺氏は、来年4月に予定されている消費税率の引き上げについて、「景気に冷や水をかけるだけで、愚の骨頂だ。安倍総理大臣には、デフレ脱却を最優先として、増税を急がないよう迫っていく」と述べました。(NHK)>
<みんなの党の渡辺代表は党の役員会でのあいさつで、新党結成や党の合併による野党再編ではなく、選挙協力を通じた連携によって政権交代を目指すべきという考えを示しました。
みんなの党・渡辺代表:「新党を作って政界再編という考え方を捨て、より現実的な方法として、政党ブロックによる(野党)再編の可能性を考える時期に来ているのではないでしょうか」
渡辺氏が強調する政党ブロック制は、党の合併は行わずに共通政策を掲げて選挙協力を行うもので、みんなの党の存続を前提とする野党協力です。この渡辺氏の発言は、幹事長を更迭された江田氏らが模索している日本維新の会や民主党との新党構想をけん制した格好です。(テレビ朝日)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました