■しかし議会に事前承認求める
<【ワシントン時事】オバマ米大統領は31日、ホワイトハウスで記者会見し、シリア・アサド政権の化学兵器使用を断定したのを受けて「米国はシリア政権に対して軍事行動を取るべきだと決断した」と表明した。
その上で、議会に軍事介入の承認を求める方針を明らかにし、自身の下した決断の正当性の是非を米国内に広く問う考えを示した。休会中の議会は9月9日に審議を再開する。
大統領が武力行使に議会の事前承認を求めるのは極めて異例だ。
オバマ政権がアフガニスタン、イラク両戦争の終結に取り組んでいることや、英国の離脱など国際社会に反対論が少なくない事実を考慮したものとみられる。ただし大統領と野党共和党との関係は良好とは言えず、議会承認が得られるかは予断を許さない。(時事)>
杜父魚文庫
13802 米大統領、軍事介入決断 シリア化学兵器問題 古澤襄

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