13829 米上院外交委員長がシリア軍事介入決議採択の見通し  古澤襄

<[ワシントン 3日 ロイター]米上院のロバート・メネンデス外交委員長(民主党)は3日の公聴会を前に、シリアへの軍事介入を承認する決議は、一部変更を加えれば上院で採択されるとの見通しを示した。
採択に必要な60票は確保できると自信を示した。CNBCテレビとのインタビューで語った。
委員長は「われわれの決議案は、政権が議会に送付した案よりもはるかに(実情に)合ったものとなるだろう」と話した。
米東部時間午後2時半(日本時間4日午前3時半)から始まる予定の公聴会では、ケリー国務長官とヘーゲル国防長官が証言する。
委員長は、軍事介入の全体像や最終目的などの詳細について、両氏に説明を求める考えを示した。
4日も、シリア関連の情報について公聴会を開くという。委員会は同日午後、決議案の討議を始める可能性があるとし、来週の上院本会議に間に合うよう議案を送付したいと説明した。
上下院の夏休みは9日に明けるが、承認されるかは依然不透明だ。
共和党の有力議員、ジョン・マケイン上院議員は2日にホワイトハウスでの会談に臨み、オバマ大統領がシリア反体制派への武器供与を真剣に検討すると語ったと指摘。
CNNの番組で「単なる武器ではなく、現地で必要とされる種類の武器を供与する(反体制派の)増強策を話し合った」と述べた。(ロイター)
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