13840 首相 自民三役は続投=内閣改造見送り明言  古澤襄

<【サンクトペテルブルク時事】安倍晋三首相は4日午後(日本時間同日夜)、9月末に任期切れを迎える自民党役員人事について「骨格は変えない」と述べ、石破茂幹事長ら党三役や高村正彦副総裁の続投を明言した。また、内閣改造は年末も含めて当面見送る意向を表明した。サンクトペテルブルク市内で同行記者団に語った。
首相は、続投させる党役員について石破、高村両氏のほか、高市早苗政調会長、野田聖子総務会長、河村建夫選対委員長、細田博之幹事長代行の名を挙げ、「そのまま職にとどまり、続投していただきたい」と述べた。
内閣改造見送りの理由に関し「秋の臨時国会、2014年度予算編成を行えば、その予算をつくった大臣が責任を持つべきだというのが私の考えだ」と指摘。「(就任して)全く1年に満たないので改造すべきでないと決意した」と説明した。
ただ、残りの党人事や副大臣、政務官については、交代を前提に「3日に石破幹事長と菅義偉官房長官で話し合って決めてもらいたいと話をした」と述べ、両氏に人選を委ねたことを明らかにした。
また、首相は消費増税に関し「来年(税率を)上げる、上げないにかかわらず、さらなる(経済)政策を詰めてほしい」と語った。(時事)>
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