13842 露大統領 ケリー米国務長官を「虚言」と批判  古澤襄

<[モスクワ 4日 ロイター]ロシアのプーチン大統領は4日、米議会が国連安全保障理事会の承認がないまま、シリアへの軍事介入を承認する権限はないと述べ、仮に承認すれば「侵略行為」に当たるとの考えを示した。
プーチン氏はクレムリンで行われた人権に関する会合で「国連安保理の範囲外の行為は、自衛を除き全て侵略行為だ。米議会がしていることは、本質的に侵略行為の正当化だ。原則的に容認できない」と述べた。
また、ケリー米国務長官が国際武装組織、アルカイダのシリア情勢への関与について議会でうそをついたと批判した。
ケリー氏はアルカイダが介在しないと答弁していたとした上で「アルカイダが主要な軍事部隊として展開しており(米国は)そのことを知っている」と指摘。「これは不快で驚くべきことだ。(ケリー氏は)うそをついていて、自身も認識している。悲しいことだ」と話した。

これとは別に、ロシア外務省は声明を発表し、米国務省が8月31日以降、米ロ外相による電話会談を再三求めてきたものの、ケリー氏は都合がつかず日時の設定も断られたと対応を批判した。(ロイター)>
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