13984 米首都ワシントン海軍工廠で銃撃事件、12人死亡  古澤襄

<[ワシントン 16日 ロイター]米首都ワシントン中心部から約1.6キロ南方にあるワシントン海軍工廠(しょう)で16日午前、銃撃事件が発生し、容疑者の1人を含む少なくとも12人が死亡した。
ワシントン市長と警察幹部が明らかにした。警察幹部によると、現時点で犯行の動機を示唆するものは見つかっていない。捜査当局は、別の容疑者とみられる軍服姿の2人の行方を追っている。
事件は米東部時間午前8時半(日本時間午後9時半)ごろ起きた。
オバマ大統領は、経済に関する演説の冒頭で「また銃乱射事件が、今度は別の軍事施設で起きた」と指摘。「(犠牲者らは)海外任務に伴う危険を承知していたが、今日ここ母国で予想もしなかった、想像もできない暴力に巻き込まれた」と述べた。
当局者によると、負傷者には警察官ら2人が含まれる。
逃走中の容疑者とみられる男2人は、陸軍の軍服を着用するなどした50歳前後の黒人と、拳銃を携帯し海軍風の半そでの軍服、ベレー帽姿の白人という。
米海軍によると、銃撃事件が発生した本部には約3000人の職員が勤務。同本部は厳重に警備されているとしている。
銃撃事件発生により、レーガン・ワシントン・ナショナル空港が一時的に閉鎖されるなどの影響が出た。
ワシントン海軍工廠の歴史は18世紀に遡り、現在は武器開発などを行っている。敷地内には本部のほか、博物館や幹部の宿舎などもある。(ロイター)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました