<[ベルリン 18日 ロイター]独フランクフルター・アルゲマイネ紙のアレンスバッハ世論調査研究所が18日公表した世論調査で、メルケル首相率いる中道右派連合の支持率が野党陣営を下回った。
メルケル氏のキリスト教民主・社会同盟の支持率は1ポイント低下の39%となり、連立相手の自由民主党(FDP)は6%と前回調査から変わらず。この結果、中道右派連合の支持率は45%となった。
一方、野党陣営は社会民主党(SPD)が1ポイント上昇の26%、90年連合・緑の党が1.5ポイント低下の11%。左派党は1.5ポイント上昇し9%となった。
野党陣営の支持率合計は46%となったが、SPDと緑の党はともに、左派党との連立は否定している。22日のドイツ連邦議会(下院)選挙で同様の得票率となった場合、メルケル首相はキリスト教民主・社会同盟とSPDとの大連立の復活に動く可能性がある。(ロイター)>
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14004 独首相率いる中道右派連合、支持率が野党下回る 古澤襄

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