<日中友好7団体の一つで主要企業首脳で構成する日中経済協会(会長・張富士夫トヨタ自動車名誉会長)は19日、11月18日から24日の日程で訪中団を派遣すると発表した。日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化以降、冷え込んだままの日中関係の改善を図る。習近平国家主席、李克強首相ら中国政府要人との会談を目指している。
訪中団には張会長のほか、経団連の米倉弘昌会長、新日鉄住金の今井敬名誉会長ら約100人が参加する。
かねて日本の財界は「日中平和友好条約締結35周年の今年こそ、日中関係正常化の道筋を付ける」(米倉会長)と主張。今月11日の尖閣国有化1年などで中国国内で目立った反日デモがなかったことから、経済分野を通じた両国関係改善の地合いが整いつつあると判断した。(時事)>
杜父魚文庫
14016 11月に訪中団=経団連会長ら参加-日中経協 古澤襄

コメント