14035 柿沢氏「追放」に異論 みんなの党役員会  古澤襄

<みんなの党は3日の役員会で、野党再編による新党結成に前向きな姿勢を示していた柿沢未途前政調会長代理の離党届を正式に受理した。
ただ一部の役員から、渡辺喜美代表らが野党再編の在り方をめぐる路線対立から事実上「追放」したことに異論が出され、党内に不満がくすぶっている現状が浮き彫りとなった。
渡辺氏は役員会で、新党結成を否定し、野党連合で政権奪取を目指すとの方針を重ねて強調した。同時に「政界再編は政策実現の手段であり、目的化すれば政治は混乱する。一致結束して頑張ろう」と呼び掛けた。
これに対し、先月7日に更迭された江田憲司前幹事長と近い小野次郎倫理委員長は、倫理委の審査など所定の手続きを取らずに柿沢氏への離党勧告に踏み切ったとして、渡辺氏の対応を批判。松沢成文国民運動委員長も「野党再編の方針については、役員会で議論すべきだ」と主張した。(産経)>
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